カナダ・メープル便り(17) カナダの時間帯と世界遺産
皆さん、今回はカナダの世界遺産についてお話したいと思います。広大な国には感動と発見が一杯あります。世界遺産とは直接関係ありませんが、カナダには6つの時間帯があります。
1)ニューファウンドランド標準時間 2)大西洋標準時間 3)東部標準時間
4)中央標準時間 5)山岳部標準時間 6)太平 洋標準時間 (BC州)
時間差は4時間半あります。これでカナダの広さがなんとなく理解できるのではありませんか?
これに標準時間と夏時間があります。夏時間はサスカチュワン州を除いて、3月の第二日曜日から11月最初の日曜日まで一時間針を前に進めます。
さて、カナダには幾つ位の世界遺産があるかご存知ですか?なんと15箇所もあるのですよ。まず西から東に向かってどのような世界遺産があるか見てみましょう。全部を一回でお伝えするのは無理なので、何回かに区切って、連載でお送りしたいと思います。
まず最初はアラスカ・カナダ国境地帯の山岳公園郡です。
クルーエン国立公園保護区はユーコンとアラスカの国境にまたがって、さらにBC州境まで伸びております。この山岳地帯にはカナダで一番高いマウント・ローガンをはじめ5000メートル級の山が連なっております。
山と山の合間には長さ65kmにもなるローウエル氷河などが流れており、それは雄大な、息を呑む景色です。
この手付かずの大自然は遊覧飛行機を使って観光するのが一番いいと思います。少し費用は高くなりますが、そうしただけの感動を得られることは保障します。
夏であれば車での移動も可能でしょうが、冬は想像を絶する寒さとなりますので専門家に移動は任せたほうが無難です。
そのほかハイキング、キャンピング、カヌー、ラフティングなどが本格的に体験できます。
今回はここで紙面が尽きてしまいました。次回はナハニ国立公園をご紹介したいと思いますので乞うご期待。それから下につけてるサイトはユーコン観光局のものですので、ご参考になさってください。
(宮内 隆良 S53経)