会員便り

2018年04月17日 信州上田四季彩祭

「信州上田四季彩祭」その4「春 信州は美しい季節です」

今年は全国的に桜の開花が早かったようですが、ここ上田城でも例年より九日程早く開花して4月7日から始まった千本桜まつりの開催前に満開を迎えました。
上田城の桜はお堀の周りを美しく彩り、ライトアップされた桜が水面に映えて何とも幻想的なに風景です。
お隣の小諸市の「小諸城址懐古園」では4月の中旬が例年桜の見頃ですが、今年は上旬にはソメイヨシノが咲き始め、少し遅れて咲く「小諸八重紅枝垂れ」が4月中旬には見ごろを迎えました。


苔むした石垣と松の緑、そしてピンクの桜とのコントラストが美しく、青空の下で鶯が伸びやかにさえずって何とも癒されます。遠くには残雪の北アルプスを眺めながらのお花見は小諸懐古園ならではの風情です。

 

桜祭りの期間中、夜は園内のぼんぼりに明りが灯り、その中を週末には「夜桜人力車」で散策することもできます。

小諸の人力車はおもてなしが好評で、轟屋の磯貝さんと喜楽屋笑太さんの人力車の案内で是非懐古園や小諸の街を巡ってみてください。懐古園の三の門近くで満開の桜と一緒に喜楽屋笑太さんがポーズをとってくださいました。
因みに懐古園は秋の紅葉も風情があって、彩も鮮やかです。しなの鉄道小諸駅に降りるとすぐですのでどうぞ訪れてみてください。


寒い冬から開放されて気候が良くなるとつい足を延ばして出かけたくなります。
心地よい陽気に誘われて佐久市の駒場公園のほうまで行ってみました。ちょうど桜が満開。その中でヤギたちが草を食べたりして、のんびり遊んでいました。遠くに浅間山を眺め、ここにも信州の魅力があります。

5月の連休の頃は各地で色々なイベントが行われますが、お勧めは5月3日、4日、5日に開かれる「佐久バルーンフェスティバル」と「佐久鯉まつり」です。

熱気球の競技や熱気球教室なども行われ、また熱気球に乗ることもできます。こちらは随分人気があって早朝6時前から並ばなければならないとのことですが私も今年こそ乗ってみたいと思っています。

佐久の空に色とりどりの熱気球が浮かぶ風景を見ていると気持ちまでおおらかになります。

5月4日の夜はバルーンに明かりを灯す「バルーンイリュージョン」が行われ、花火も打ち上げられます。

 

上田から少し足を延ばすとそこにも信州ならではの風景があります。

今あんずと桃とリンゴの花が仲良く咲いていますよ。

(小林良子 S47文)