○　日　時：6月6日（火）18:30～20:30
○　場　所：甲南大学ネットワークキャンパス東京
○　講　師：後神　進史氏（院自然博H18）
○　テーマ:「放射線、核反応、そして原子力」

イブニングサロン（放射線被ばく…）に参加してきました。

席について置かれている資料を見た時、内容が難しく、「場違いかな」と思いましたが、セミナーの説明は分かり易く､内容に引き込まれて行きました。
（講師が当日の参加者は文系が多いと事務局から聞いたからかも！）

内容は、核分裂・核融合のメカニズムから原爆・原発、放射線被ばく等、幅広く分かり易い説明で私でも理解出来るものでした。
特に、原爆のように一度に大量の放射線に被ばくによる確定的影響と低レベル被ばくの蓄積による確率的被ばく、自然界の中で発生している低レベルの放射線被ばく等、それぞれの影響等を分かり易く説明頂きました。

今までは、低レベルであってもマスコミで大事件のように報道されると唯々心配していましたが、これからはマスコミ報道に振り回されず自分なりの判断基準で、影響の大きさなどを 判断し行動していこうと思います。
ただ、今回気になったのは、原発の安全基準には、隕石が落ちてきて原発直撃等の超低確率の事象は含まれていないとの事で、何処かの国がミサイルで原発を攻撃することも想定に入っていないとのこと。電力会社ではどうしようも無いのかもしれませんがチョット気がかりです。

今回のセミナーは大変勉強になりました。ありがとうございました。

（鈴木茂男S50理）