鉄道同好会の各メンバーの活動の1年間の締め括りとして、毎年「成果発表会」なるものを開催しています。今年も5月20日に東京キャンバスの講義室で開催、8名が参加しました。
今回は、今までになかったテーマとして、バリアフリーの調査結果が発表されました。健常者には必要性が無く、理解しにくいものだけに、説明を受け、なるほどと感心した次第です。

資料として、東京地下鉄株式会社と東京都交通局が出している小冊子「バリアフリー便利帳」があります。地下鉄各駅のエレベーターは勿論、バリアフリーで進めるルートも記載されています。また、車椅子利用者にも使いやすい傾斜型券売機、目の不自由な方への音響、音声案内等の設備があります。

この種の改善が進み、ハンディキャップのある人が鉄道をさらに活用できるようになり、それと同時に駅、車両もどんどん改善されていくことが出席者の期待となりました。

（鉄道同好会会長　山本尚孝）