9月6日に「介護保険の活用」というテーマで月例会が開催されました。私の住んでいるところはお年寄りの方が多く住んでいる地域で、ときどきご相談を受けることもあり、経験も知識もなかったので今回受講させていただきました。

講師は訪問介護事業所を経営しておられる上尾憲司さん（H5法）で、まず初めに「介護サービスを利用するための申請からサービス開始までの流れ」をわかりやすく噛み砕いて説明してくださいました。そして、要介護認定のしくみや介護サービスの種類などの基本的なことや、「どこで誰に介護をしてもらうのか」「介護費用を誰が負担するのか」「介護される側の気持ちを忘れないこと」など具体的に介護をするために必要なことも教わりました。

今後、特に23区では、ヘルパー数が足りなくなり介護難民が増えるといった不安もあるようですが、介護が必要になった時には上手に介護サービスを利用したいと思います。

最後に、「介護をする人を守る制度はない」ので、「一人で抱え込まないで誰かに相談できるようにすることが一番大事！」だと締めくくって終わりました。（渡辺淳子　S60　文）