行事報告

2018年02月16日 月例会

第520回月例会「広告会社のプランナーがこっそり教える”人が動く方程式”」に参加して

平成30年最初の520回月例会が2月7日水曜日行われました。

講師は白井 雄樹さん(文H21)で
(株)東急エージェンシー 
コミュニケーションデザイン 
コンテンツ開発部 
コミュニケーション・プランナー
として勤務されています。
主に、企業等のCM、イベントの企画・宣伝を担当されているとのことです。

今回のテーマは「広告会社のプランナーがこっそり教える”人が動く方程式”」という題です。

広告会社で企業への宣伝等のプレゼンテーションを多数手がけておられた経験から、とても分かりやすく、また、飽きさせない楽しいお話でした。

代表的なTVCM二つをテーマに、「人の心に訴えかけて、成果を上げる宣伝とは?」
ということに絞って、われわれ一般の者にもわかりやすい言葉で説明していただきました。

方程式というと、難しく聞こえますが、簡単に言うと「企業側が、売りたい製品の良さを説明するのか」、
それとも「消費者に、こんな製品を使ってみたら楽しいですよ、どうですか」いう、どちらサイドからのアプローチで攻めますがということだと思いました。

其々の製品、対象者によって違いますが、人の心理を巧みに読み解く手法で、相手を説得する手法として、いろいろな場面に応用できるのではないかと考えました。
白井さんは、大学で臨床心理を勉強され、人の心に訴えかける洞察力があり、今後も楽しみなCM等を作っていただけると期待しています。

また、2時間という枠の中で、40分ほどがプレゼンテーション、あとは、各テーブルを個別に回っていただき、いろいろな質問に答えていただき、和やかな雰囲気で、あっという間に時間を超えてしまいました。

今後も、平成世代の方が、どんどん講師として参加いただき、東京甲南会が会員相互、世代を超えた楽しい交流の場になればと思いました。
(廣幡 賢一 S62法)