行事報告

2018年03月13日 その他

第11回「新春寮歌祭イン甲南」に参加して

新年1月14日(日)、東京甲南会主催による「新春寮歌祭イン甲南」が、サピアタワー6階のステーションコンファレンスで開催されました。

新年のトップをきって開催される我が母校の「新春寮歌祭イン甲南」は年々盛況となり、当日の参加者は、北海道の北大予科から九州の五高を網羅し戦前の台大帝国大予科(台湾)まで、かつての卒業生「30余校」から「120余名」が集まり、参加人数は前年を更新するまでになりました。我が甲南生の参加者は、安宅俊夫大先輩を始め、実に23名(内、女性5名)が出席して大盛況となりました。

会は、主催者の特権で、我が母校・旧制甲南高等学校の校歌「沈黙の鐘(しじまのかね)」の大合唱が開幕を飾り、続いて、北の北大予科から台湾予科まで、甲南の「征覇行」を含む旧制35高の寮歌を大声で、元気に、楽しく唄い継ぎました。

今年1年、このような寮歌祭が、全国の各地で「19回」にわたって開催されることになっています。
中でも、最大級の寮歌祭は、新宿・京王プラザホテルで開催される「中央寮歌祭2018」〔今年は8月4日(土)〕です。毎年、参加校は最多、参加者も400名超となり、会場いっぱいに各参加校による寮歌の大合唱となります。今後において、寮歌祭の継続と発展には、新制大学卒業生の積極的な参加が欠かせないものとなっています。

  

甲南学園は、大正・昭和・平成と歩み、年号が改まる2019年には創立「100周年」を迎えます。その一方で、旧制甲南高等学校の卒業生は自然減少の一途を辿ることになります。
従って、甲南大学卒業生には、旧制甲南高等学校の建学の精神と理念や輝かしい伝統を永久に継承する役割と使命があるのではと考えています。
この寮歌祭は、これらのことを再認識させてくれる大変有意義で大切な機会であると思っています。     来年の「新春寮歌祭イン甲南」には、1人でも多くの東京甲南会の皆様に参加頂けたらと希望しています。

(神門善三郎 S39理)