行事報告

2018年04月13日 月例会

第521回月例会「新聞の『今』とメディアリテラシー」に参加して

2018年3月8日(木)18時30分~20時30分 甲南大学ネットワークキャンパス東京(サピアタワー)にて行われました。
「甲窓」編集長でもある 神戸新聞社 未来創造本部パートナーセンター副センター長 NIB推進室長 兼 マーケティング室長 神戸新聞地域総研副所長 冨居 雅人(文62)さんによる講演に参加させていただきました。
今回月例会に初めて参加させていただいたのですが、行事予定に、■会費:2,000円(つまみと缶ビール他)との記載があり、どのような会場になっているか、楽しみにサピアタワーに伺いました。
まさか、食事(つまみというか軽食でしたね)を取りながら講演を聴かせていただけるなんて、まるで高級ホテルのディナーショーに来た気分でした。 そんな会場の雰囲気の中、冨居さんのお話が始まり、初めての参加で緊張気味な私は、お話を伺う立場として、あまり食事には手を付けずに傾聴しておりました。
その一方で、勝手知ったるベテラン先輩におかれましては、「ポン」とワインの線を抜く音を響かせたかと思うと、ボトル片手にテーブルを行き来するではありませんか! その音に呼応するように冨居さんの「僕も欲しい」の一言で、私の緊張は一気にほぐれました。
神戸新聞社と甲南大学等神戸の大学との取り組みやSNSの拡散能力、フェイクニュースの恐ろしさ等非常に興味深いお話に、あっという間に2時間が経ってしまいました。
中でも、衆院選の各新聞社の記事の違いをご紹介いただいたお話では、伝える側である新聞社の記事の書き方ひとつで、受け手側の我々読者が捉える内容が大きく異なってしまう恐ろしさを知りました。
今回のテーマでもあるメディアリテラシー(世の中にある数え切れないほどの沢山の情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと ―ウィキペディアより―)がいかに必要かということ。ひとつの情報ソースだけを信じてしまう危険性を理解できました。
日経新聞だけでなく、ちゃんと神戸新聞も読まないといけないと、心に刻みました。 そして講演のあとは、少しのお時間でしたが、先輩方と歓談させていただきました。
橋川姐御先輩にお勧めいただいた、50回くらい連呼されていたポール・ボキューズ(PAUL BOCUSE)のローストビーフとクロワッサンのお味は、冨居さんの講演以上にわたくしの記憶に大きく刻まれた夜となりました。
当初は、敷居が高い感じがしておりましたが、そんなことはなく、とても参加しやすい講演会でした。今後の月例会にもまた参加させていただきたいです。
本日は、どうもありがとうございました。


(赤松 茂 営H8)