行事報告

2018年05月16日 年次会

第11回41会(S37高卒・S41大学卒年次会)よい会に参加して

「バンクーバー朝日軍」の著者、テッド・Y・フルモト氏による講和をお聞きしてー4月9日開催―
約100年前、貧しかったカナダ在住の日系の少年たちは働きながら野球をしていた。白人チームとの試合では、審判までが白人の味方をするし、白人のピッチャーは日本人の朝日チームの青年の頭をねらって球を投げた。それでも(朝日チームは)正々堂々と試合をした。それは武士道の精神だと古木氏は説明された。武士道とはスポーツマンシップであり、フェアプレーの精神であると100年前のカナダの新聞にも書かれ、朝日の青年は絶賛された。その後、朝日軍はカナダ一の強いチームになったが、第二次世界大戦がはじまり解散となる。
日本に住んでいた我々日本人は、バンクーバー朝日軍のことをあまり知らなかったので、古木さんが本にされて映画や漫画にもなり、親孝行であり、また、歴史を振り返る良い機会を与えてくださったと思いました。


暖かな4月の午後、41会(よい会)20名は感動に浸った2時間余りを過ごすことができました。
                       (S41文 富岡崇子)